《総額12億円》不正融資で起訴された男女にまさかの判決…「私はロマンを捨てることができない」文学少女を「虚飾の女」に変えた“時代の魔力”

〈「黒ドレスにハイヒールで」自ら出頭し逮捕…“4億円を焦げつかせた”女社長(47)の正体「夫と離婚し、複数の若い愛人と…」〈千葉銀行レインボー事件〉〉 から続く 今回取り上げるのは、地方銀行の頭取が女性実業家に見合わない担保で12億円も融資し、うち4億円あまりを焦げ付かせたとされる事件。1958年(昭和33年)、「戦後」から高度成長への転換期、数多くの著名人が登場するこの事件にはどんな時代的意味があったのか。 当時の新聞記事は見出しはそのまま、本文は適宜書き換え、要約する(当時は「容疑者」呼称はなく、呼び捨てだった)。文中いまは使われない差別語、不快用語が登場するほか、敬称は省略する。(全3回の3回目/ はじめ から読む) ◆◆◆

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