津田塾大数学科を卒業したタレント、アイドルの塩見きら（26）が16日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」（日曜午前9時54分）に生出演。東京・新宿区高田馬場の路上で、動画ライブ配信中だった女性が男に刺されて死亡した事件について私見を述べた。 爆笑問題・田中裕二から「塩見さんはライバーとしても活動されていたんですよね」と配信活動経験を聞かれた塩見はまず「ライブ配信って、応援したいという気持ちを受け取る、という仕事だと思っていて、だましてまで投げ銭をしてもらうような動き、というのは良くないなというのは私は思っていて」と一般論としての意見を語った。 続けて「今回の件はライブ配信がきっかけではないと思うんですけど、お金を借りたというやりとりの経緯の情報を見ると、ちょっと、だましてるな、ととらえられてもおかしくないようなのが多くて。一歩間違うとライブ配信もそういう危険性があるな、というのは感じてます」と語った。また「今回の件で、今まで借りていたお金を返そうとする動きがSNSで見て取れた、というか。急に『口座番号教えて』と言っているような情報も見たりして、すごい影響力があったんだな、と思いますね」と、一部で見られる動きも紹介した。 塩見は1998年11月6日生まれ、愛媛・松山市出身。2019年からアイドルグループ「神宿」の一員として活動終了の2024年まで所属。並行してソロアイドルとしても活動している。中学時代には数学の全国模試で1位になったことも。阪神ファンであることも公言しており、この日の番組では大谷翔平が所属するドジャース戦で登板予定だった才木浩人投手のグッズを持ち込んで、エールを送っていた。 配信者が刺殺された事件は11日に発生。「最上あい」の名でライバーとし活動していた佐藤愛里さん（22）が配信中に、高野健一容疑者（42）がナイフで刺され死亡した。高野容疑者は殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。高野容疑者は佐藤さんと2021年ごろ動画配信サイトを通じて知り合った後、個人的に連絡を取り合い、佐藤さんの求めに応じて総額250万円に及ぶ金を振り込んだことや、その返済をめぐって訴訟を起こし、佐藤さん側に裁判所から支払い命令が出た後も、返済が滞っていたことなどが報じられている。