より刑が重い「危険運転致死罪」に切り替え男を起訴 北秋田市で新聞配達の女性が死亡したひき逃げ事件

新聞配達をしていた女性が死亡した北秋田市のひき逃げ事件で、過失運転致死などの疑いで逮捕された男が、より刑が重い「危険運転致死」の罪などで起訴されました。酒を飲み正常な運転ができない状態で事故を起こしたとされています。 危険運転致死と道路交通法違反の罪で起訴されたのは、北秋田市の会社員の男(36)です。起訴状などによりますと被告の男は先月9日、北秋田市で酒を飲み運転操作が困難な状態で普通乗用車を運転し、自転車に乗っていた新聞配達中の50代の女性をはね死亡させたほか、事故を起こしたにも関わらず女性を助けることなく立ち去ったとされています。 警察は過失運転致死と道路交通法違反の容疑で逮捕・送検していましたが、秋田地方検察庁は証拠関係を踏まえ、より刑が重い「危険運転致死」の罪に切り替えた上で2つの罪で起訴しました。 秋田地方検察庁は被告の認否を明らかにしていません。事件は今後裁判員裁判で審理されます。

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