名古屋市マンション遺体 元ホストの被告に無罪判決

2023年、名古屋市のマンションの一室から男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の罪に問われている元ホストの被告に無罪判決が言い渡されました。 この事件は2023年11月、名古屋市中区新栄のマンションで、部屋のクローゼットから阿部光一さんの遺体が見つかったものです。 その後、阿部さんの知人・内田明日香被告が、阿部さんを殺害し、金品を奪った強盗殺人と死体遺棄の疑いで逮捕・起訴されました。 また、この事件では内田被告が通っていたホストクラブで働いていた小山直己被告が死体遺棄の共犯の疑いで逮捕・起訴されました。 裁判では、内田被告が、小山被告と一緒に遺体を隠したと話す一方、小山被告は一切関わっていないと供述するなど2人の主張が対立していました。 17日に開かれた小山被告の判決公判で、名古屋地裁は「内田被告の供述の信用性には合理的な疑いが残る」などとして、無罪を言い渡しました。 判決を受け、名古屋地検は「判決内容を精査し、適切に対応したい」とコメントしています。

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