2025年1月、同僚との新年会の帰りに「酒気帯び運転」をしたとして逮捕された仙台市消防局の消防士について、警察が容疑を「危険運転致傷」に切り替えて書類送検していたことが分かった。 危険運転致傷の疑いで書類送検されたのは、仙台市消防局の消防士・佐藤伸弥容疑者(45)。 警察によると、2025年1月8日午前1時過ぎ、仙台市青葉区北根の県道で信号待ちをしていた軽乗用車に佐藤容疑者が運転する車が追突した。 佐藤容疑者から基準値を超えるアルコールが検出されたことから、警察が「酒気帯び運転」の疑いで現行犯逮捕し、その後 処分保留で釈放されていたが、被害者のけがを確認できたことなどから、3月12日に容疑を「危険運転致傷」に切り替えて書類送検した。 市消防局によると、佐藤容疑者は事故の前日の午後5時~午後10時半頃まで職員20~30人規模の新年会に参加していて、周囲には「車で来ているが代行で帰る」と話していたという。 佐藤容疑者は、現在勤務先に出勤しておらず、消防局が処分を検討している。