【AFP=時事】24-25フランス・リーグ1は16日、第26節の試合が行われ、パリ・サンジェルマンはライバルのオリンピック・マルセイユを3-1で破り、優勝に大きく前進した。モンペリエとサンテティエンヌの残留争い直接対決は、観客が起こしたトラブルにより中止となった。 PSGはリバプールに勝利した11日の欧州チャンピオンズリーグに続き、リーグ1位と2位の激突を制した。 得点量産中のウスマン・デンベレがこの日も先制点を挙げ、ヌノ・メンデスが前半終了間際に追加点。マルセイユも後半にアミーヌ・グイリのゴールで1点を返したが、PSGはポル・リロラのオウンゴールで勝利を決定づけた。 これでPSGはリーグ無敗を26試合に伸ばし、残り8試合で2位マルセイユに勝ち点19ポイントの大差をつけて首位に立っている。 3月最後の週末に行われる次節では、PSGのここ13シーズン中11回目となる優勝が決まる可能性がある。29日にマルセイユがスタッド・ランスに敗れ、モナコがニースと引き分け以下だった場合、PSGはサンテティエンヌで勝利することでタイトルを確定させられる。 一方、モンペリエのホームで行われた17位サンテティエンヌと最下位モンペリエの試合は、後半にサポーターが発煙筒を投げ込み、短い時間だがスタンドで火災が発生したため、中止になった。 試合はサンテティエンヌが2-0でリードしていた57分に中断し、その後すぐに中止が決まった。主審は記者会見で、事態を収拾するために警察当局の命令で中止になったことを発表。地元警察は軽傷者7人と逮捕者2人が出たと報告している。【翻訳編集】 AFPBB News