違法な休日労働させた疑い 運送会社を書類送検 首都高3人死亡事故

厚木労働基準監督署は19日、運送会社マルハリ(札幌市)と同社の代表取締役を、労働基準法違反の疑いで横浜地検小田原支部に書類送検し、発表した。 書類送検容疑は昨年3月12日~5月14日、労使協定(36協定)で定めた法定休日労働の限度回数を超えて、神奈川営業所(神奈川県厚木市)のトラック運転手、降籏紗京被告=相模原市=を働かせたというもの。 降籏被告は、昨年5月14日に埼玉県戸田市の首都高5号池袋線下りで計7台が追突し、3人が死亡した事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕、起訴され、労基署が勤務状況を調べていた。(加藤美帆)

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