大阪・八尾コンクリ詰め遺体女児は遺棄容疑者のめいと判明 約18年前に内臓出血で死亡か

コンクリート詰めにされた遺体が大阪府八尾市の集合住宅から見つかった事件で、大阪府警は19日、遺体の身元について、死体遺棄容疑で逮捕された大阪市平野区の無職、飯森憲幸容疑者(41)のめいにあたる岩本玲奈さん(死亡推定当時6~7歳)と判明したと発表した。容疑者の姉の娘で、約18年前に腹部に強い力を加えられ、内臓出血で死亡したとみられる。飯森容疑者は「姉の娘を預かり、十数年前にしつけでたたいた。翌朝冷たくなっていた」と説明しており、大阪府警は殺人や傷害致死容疑も視野に調べる。 飯森容疑者は「預かった姉の娘を十数年前、しつけの一環でたたいたら、泣きじゃくって寝た。翌朝冷たくなっていた」と説明。父親に相談すると「コンクリート詰めにしよう」と持ちかけられたのでコンクリート詰めにしたと供述した。 飯森容疑者は昨年11月初旬に、父親の元の自宅(八尾市太子堂)から、集合住宅(同市跡部本町)に、遺体を移動させたとみられる。遺体は今年2月、集合住宅から衣装ケース(重さ228キロ)にコンクリート詰めにされた状態で発見された。飯森容疑者は3月1日、死体遺棄容疑で逮捕。交際相手で、無職の柴田朱里容疑者(36)もその後、同容疑で逮捕された。

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