元同僚を自宅に住まわせ日常的に暴力か 太ももを蹴りけがをさせた疑いで34歳男を逮捕 被害男性は裸足で逃走→コンビニに駆け込む→靴を借り帰宅し警察へ

元同僚で22歳の男性の太ももを複数回蹴るなどしてけがをさせたとして、福岡市南区に住む自称解体業の34歳の男が逮捕されました。男は男性を精神的に支配し、日常的に暴力を振るっていたとみられています。 ■逮捕されたのは34歳の男 傷害の疑いで逮捕されたのは、南区若久の自称解体業・井島寿翔容疑者(34)です。 井島容疑者は9日午後10時半ごろから10日午前0時半ごろまでの間、自宅で元同僚の無職男性(22)の太ももを複数回蹴るなどの暴行を加え、全治約2週間のけがをさせた疑いが持たれています。 ■裸足で逃走しコンビニに避難 男性が井島容疑者に命じられて酒のつまみとして卵焼きを作っていたところ、井島容疑者が「卵焼きが破れている」などと文句を付け暴行を加えてきたとされています。 事件後、男性は隙を見て裸足で逃走。近くのコンビニエンスストアに駆け込み、始発電車を待ち、店の従業員から靴を借りて小郡市の自宅に帰宅。警察に相談し、事件が発覚しました。 取り調べに対し井島容疑者は、「弁護士が来てからじゃないと話さない」などと供述しているということです。 ■日常的に暴力か 警察によりますと、男性は半年ほど前から井島容疑者の家に住まわされ、身の回りの世話や仕事の手伝いなどをさせられていたということです。 警察は、被害男性のあごや口の中にも傷があるのを確認していて、井島容疑者が男性を精神的に支配し日常的に暴力を振るっていたとみて調べています。

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