キアヌ・リーブスが主演した映画「47RONIN」の監督が詐欺容疑で逮捕

日本の忠臣蔵を題材にし、キアヌ・リーブスが主演したアクションファンタジー映画「47RONIN」(2013年)で知られるカール・リンシュ監督(47)が、1100万ドル(約16億円)を米動画配信大手ネットフリックスから不正流用したなどとして詐欺容疑で逮捕・起訴されたことが分かった。 米芸能誌「バラエティ」などによると、リンシェ被告は、結局未完成に終わったSFシリーズ「ホワイトホース」の制作費としてネットフリックスから資金を調達。ところが、同被告は資金を「極めてハイリスクな投資」に使い、フォーシーズンズなど五つ星ホテルの宿泊費や、高級車やアンティーク家具の購入代金に充てたという。 検察によると、同被告は18日にカリフォルニア州ウェスト・ハリウッドで身柄を拘束され、すでに保釈金10万ドル(約1484万円)を納付し、釈放されている、 リンシュ被告を巡る横領疑惑は2023年11月に米紙ニューヨーク・タイムズが報じて明らかになった。その後、同被告とネットフリックとの間で民事の仲裁裁判が行われ、昨年11月、ロサンゼルス高等裁判所は同被告に対して1180万ドルを弁済するよう求めた仲裁裁判の決定を支持した。 「47RONIN」はリーブスのほか、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子、赤西仁ら日本人キャストら出演して話題を呼んだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする