太宰府市でキャンプ場を無断で設営か 中国籍の夫婦を逮捕

太宰府市で、私有地に無断でキャンプ場を開設した疑いで、中国籍の夫婦が20日、逮捕されました。 警察によりますと、不動産侵奪の疑いで逮捕された、中国籍の劉暁慶容疑者(41)と夫の李勇容疑者(42)は、2022年10月からおととし5月にかけて、太宰府市の個人が所有する土地などを無断で造成し、キャンプ場を開設した疑いがもたれています。 土地の所有者の1人が去年6月に「自分の土地にキャンプ場が作られている」と警察に相談したことで事件が発覚しました。 近藤壮真記者:「太宰府市の林道沿いにあるキャンプ場です。中にはハンモックとみられるものや、ブランコとみられるものも置かれています。」 去年12月、KBCの記者がこのキャンプ場に書かれていた携帯電話の番号にかけてみると… 「KBCの近藤です」「はい、はい、はい」電話に出たのは、逮捕された劉容疑者かわかりませんが、中国出身と語る女性で、キャンプ場を運営していることを認めました。 この土地は国特別史跡でもあり、開発制限がかかる市街化調整区域で県と太宰府市が数回、是正指導を行っていました。 キャンプ場を運営する女性:「許可もらってからキャンプ場はオープンして、それで今ダメと言われて、どうすればいい。」 Q.なぜダメと言われた?「わからなーい。」 太宰府市はKBCの取材に「一度も許可を出していない」としています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。

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