殺人容疑のタイ国籍の男不起訴 千葉地検「公判維持する十分な証拠ない」

旭市の飲食店で昨年11月に起きた50人以上のタイ人の乱闘事件で、千葉地検は19日、この乱闘で男性を刺して死亡させたとして殺人容疑などで逮捕されたタイ国籍で畜産業従業員の男(32)=香取市=を不起訴処分とした。「公判を維持するのに十分な証拠がない」としている。嫌疑不十分とみられる。 千葉県警によると、男は昨年11月10日午前0時35分ごろ、タイ国籍の男性(32)を包丁で突き刺し、殺害したなどの疑いで、先月26日に逮捕された。 飲食店では食事をしていたタイ人ら約50人と、男と被害者らの3人グループの間でトラブルが起き、乱闘に発展。男はこの乱闘で傷害容疑でも逮捕され、1月に起訴されている。

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