大阪府八尾市でコンクリート詰めにされた遺体で発見された女の子の母親が、家を出たあと、「娘と会わせてもらえなかった」と警察に説明していることが分かりました。 飯森憲幸容疑者(41)と交際相手の柴田朱里容疑者(36)は2月、衣装ケースにコンクリート詰めにした飯森容疑者のめいの岩本玲奈さんの遺体を八尾市の住宅に遺棄した疑いで逮捕されています。 玲奈さんは2007年ごろに暴行を受けて死亡したとみられています。 警察などによりますと2004年、飯森容疑者の父親の申告を受けた八尾市が「居住実態がない」と判断し、玲奈さんと母親の住民票を削除。 2013年には2人が失踪したとして法的に死亡したとみなされたということですが、母親は警察の聞き取りに「家を出たあとも娘との面会を希望するも、会わせてもらえなかった」と話しているということです。 八尾市は「当時の対応に瑕疵は無い」としています。