先月3日、福岡市南区で、歩行中の男性を車ではねて、けがをさせたにもかかわらず、そのまま逃走したとして逮捕された40歳の男性について福岡地検は起訴しないことを決めました。 男性(40)は2月3日午後9時半過ぎ、福岡市南区大橋の市道で、当時40歳の会社員の男性を普通乗用車で後ろからはねてけがをさせ、そのまま逃走したとして、過失運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕されていました。 警察の取り調べに対し、男性は「事故当日に車を運転したことは間違いないが人にぶつかった認識はない」と容疑を否認していました。 この男性について福岡地検は道路交通法違反の罪で捜査し、12日付で起訴しないことを決めました。 不起訴の理由について福岡地検は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。