【AFP=時事】米大リーグ機構(MLB)は21日、元ロサンゼルス・ドジャースのメキシコ人左腕フリオ・ウリアス投手(28)について、リーグのドメスティックバイオレンス(DV)規定違反で7月まで出場停止処分を科すことを明らかにした。 ドジャースが優勝した2020年のワールドシリーズで最後の打者を仕留めたウリアスは、23年9月にDV容疑で2度目の逮捕を受けて休職扱いとなって以降、プロとしてプレーしていない。 同シーズン終了後に8年間プレーしたドジャースから放出されてフリーエージェント(FA)となっていたが、現在まで無所属となっている。 MLBの発表によると、ウリアスは25年7月17日まで出場停止となり、それ以降は自由に契約することができる。 リーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーは声明で、「野球コミッショナー事務局は、FA投手のフリオ・ウリアスがDV・性的暴行・児童虐待に関連するリーグ規定に違反した疑惑の調査を完了した。すべての証拠を精査した結果、ウリアス氏がリーグ規定に違反したと結論づけ、処分が適切であると判断した」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News