女優広瀬すず主演のTBSドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話が21日に放送された。次回が最終回。 最終盤、山下心麦(広瀬すず)に優しく接してきた赤沢京子(西田尚美)が、心麦の実母である可能性が浮上し、22年前の東賀山事件に関わっていた疑いが強まる衝撃展開となった。 事件の第1発見者で容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた遠藤力郎(酒向芳)の証言では、留守のはずの家の中から物音→林川安成(野間口徹)と赤ちゃんを抱いた女が帰宅→しばらくして力郎が現場を発見・通報の経緯で、多くの謎が残っている。 ただ第1話の冒頭30秒。森の中のクジャクの映像に続き、東賀山事件の現場が映った際に、林川安成の首に何者かがロープをかけて巻いている場面が一瞬映っていた。暗がりの中に映った犯人の手が、白く細く、最大の伏線だったとの見方も浮上している。 一方で遠藤力郎が逮捕された後に、幼かった息子友哉がいじめにあった場面などを通じて、犯行が1人では難しいことも描かれていた。