145人死亡 モスクワ銃乱射テロ事件から1年 「ロシアで暮らす全ての人に影響与えた」 現場に慰霊碑

145人が死亡したロシア・モスクワ郊外の銃乱射テロ事件から22日で1年となり、現場では遺族らが献花に訪れました。 銃乱射テロ事件から1年となった22日、現場のモスクワ郊外のコンサートホール前では慰霊碑の除幕式が行われ、遺族らが献花に訪れました。 献花に訪れた市民 「あの恐ろしい出来事は、私たちロシアで暮らす全ての人に影響を与えたと思います」 145人が死亡、550人以上が負傷した事件をめぐっては、過激派組織「イスラム国」が直後に犯行声明を出し、中央アジア・タジキスタン出身の4人の男が実行犯として逮捕・起訴されました。その後の捜査で、さらに20人以上が事件に関与したとして起訴されています。 ロシア連邦捜査委員会は22日、「事件はロシアの情勢を不安定化させる目的で、非友好国の特務機関によって計画・組織された」と発表。実行犯をリクルートしたとして、新たに中央アジア出身の6人を指名手配しました。 一方、プーチン政権が事件直後に主張した「ウクライナ関与」説に関する具体的な言及はありませんでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする