兵庫県議会の議場で受付にいた女性(60)に暴行をふるったとして、県警生田署は24日、自称ジャーナリストの女(62)=尼崎市=を暴行の疑いで現行犯逮捕し、発表した。 「止めに来た女性が右腕をつかんだので振り払おうとして、女性の左腕をはたいたことに間違いありません」と容疑を認めているという。 署によると、逮捕容疑は同日午前11時ごろ、県議会開会中の県公館で一般傍聴席に入ろうとした際、受付にいた派遣社員の女性の腕をはたいたというもの。 一般傍聴席が満席で入れず、付近にいた別の40代女性と接触して口論になり、被害女性が止めに入ったという。傍聴に来ていた男性が110番した。女は自身の所属について「米CNNのジャーナリストだ」と説明しているという。(宮坂奈津)