今や子どもにとっても手放せないコミュニケーションツールとなったSNS。それに伴い、SNSをめぐるトラブルは年々、低年齢化が進んでいます。 愛知県長久手市で、SNSのリスクを学ぶ特別授業が開かれました。 「悪い人は、本当の自分を隠してだましやすい子どもをさがしています」 「そういう悪い人は優しい言葉で話しかけて、なんでも話を聞いてあげることで信頼できるいい人だと思わせます」 「でもこういう人たちの本当の目的は、子どもを自分の思い通りに操ること」 授業を受けているのは、小学生です。 モバイル社会研究所が去年11月に行った調査では、自分専用のスマートフォンを持っているという小学6年生は6割以上に。 関東地域に限った調査では、年々その所持率は増加傾向にあるといいます。 今回、小学校での特別授業が企画された背景も…。 「これまで中学生を対象とした教室を開催していたが、SNS利用やスマートフォン所持の低年齢化がだいぶ進んできたので、小学校高学年向けの教室も必要であると考えた」(愛知県警 少年課 秋沢徳明 課長補佐)