違法な薬物を所持していた疑いで、警察は寒河江市職員の男を逮捕した。この男は今年1月、住居侵入の疑いでも逮捕されている。 麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、寒河江市中河原の寒河江市職員・神保仰容疑者(27)。 寒河江市の地域おこし推進員として勤務していた神保容疑者は今年1月、寒河江市内の70代男性が住む住宅に無断で侵入した疑いで逮捕されている。 逮捕後、警察が神保容疑者の自宅を捜索したところ、麻薬とみなされる結晶約14.5グラムが見つかった。 警察が結晶の成分を調べたところ、去年12月に法律が改正され、新しく規制の対象となった薬物だったことがわかり、24日午前、山形市内で神保容疑者を逮捕した。 神保容疑者は容疑を認めているという。 警察は神保容疑者が麻薬を所持していた理由や使用の有無などについて、今後捜査で明らかにしていくという。