ウソの投資話を持ちかけるなどして4000万円以上をだまし取ったとして、42歳の日本人の男がタイで逮捕されました。男は、誘拐や臓器売買にも関与していた可能性があるということです。 23日、タイ南部の観光地・ホアヒンで詐欺の疑いで逮捕されたのは、日本人のカネダ容疑者（42）です。 タイ当局などによりますと、カネダ容疑者は大麻ビジネスなどのウソの投資話を持ちかけ、日本人やタイ人から合わせて4000万円以上をだまし取った疑いです。 カネダ容疑者の自宅からは、殺害をほのめかして身代金を要求する映像や、臓器の価格が書かれたリストが見つかったということです。 また、カネダ容疑者はタイで日本人を暴行してケガをさせた傷害事件で日本で逮捕状が出ているということです。 タイ当局は、カネダ容疑者がタイで活動する犯罪組織のメンバーで、誘拐や臓器売買に関与していた可能性があるとみて調べています。