去年9月山梨県甲斐市の住宅街で高齢の女性がバッグを奪われ転倒してけがをした事件で、警察は群馬県の男2人を強盗傷害の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは群馬県太田市の無職 窪田優宜容疑者26歳と群馬県館林市の自称とび職の19歳の男です。 警察によりますと2人は去年9月10日午後5時ごろ、甲斐市内の住宅の駐車場で この家に住む高齢の女性が持っていた財布などが入ったバッグを奪って逃走し、その際、女性を転倒させ、けがをさせたとして強盗傷害の疑いが持たれています。 2人は車で現場付近に行き、1人が犯行におよんだとみられます。 被害に遭った女性: 「玄関から立ったままで、ドアを開けようとしても動かない」 「家に入ろうとしたらさっとカゴバッグを取って私も引きずられて(地面に)寝転がってしまった。瞬間の力はすごかった」 「痛いしショックだし、びっくりした。まさかと思って、家の敷地内で」 警察は防犯カメラの映像などから2人を割り出し、19歳の男を今年2月に、窪田容疑者を25日に逮捕しました。 警察は2人の関係や事件のいきさつを調べています。