3月24日、浜松市中央区で軽トラックが小学生の列に突っ込み、1人が死亡し1人が重体となっている事故で、警察は26日、現行犯逮捕した男の身柄を検察に送りました。捜査関係者によると、男は「過去にも気が付いたら事故を起こしていたことがあった」と供述しているということです。 過失運致死傷容疑で送検されたのは浜松市中央区協和町に住む男(78)で、3月24日、同区館山寺町で軽トラックを運転中、小学生4人の自転車の列に後ろから突っ込み、小学2年生の女児(8)を死亡させたほか、小学4年生の女児3人にケガをさせた疑いで、うち1人は重体です。 男は事故について、「なぜぶつかったかはわからない」「覚えていない」などと話していて、警察は既往歴や通院歴、持病や服用している薬の有無なども含め事故が起きた当時の状況や原因について調べています。 こうした中、捜査関係者によると男が調べに対して「過去にも気が付いたら事故を起こしていたことがあった」と供述していることがわかりました。 一方で、男は2024年7月31日に運転免許証を更新していて、その際、認知機能検査に問題はなかったということです。 また、これまでに男が運転していた軽トラックに明らかな故障など異常は確認されていません。