いじめ:八戸西高野球部で 部員謹慎処分、秋季大会を辞退 /青森

いじめ:八戸西高野球部で 部員謹慎処分、秋季大会を辞退 /青森
毎日新聞 2012年9月9日(日)11時45分配信

 野球部内でいじめがあったとして、県立八戸西高(八戸市、秋山友則校長)は8日、秋季県高校野球の八戸地区予選出場を辞退したと発表した。
 同校によると、今年6月ごろから1年生の野球部員数人が、1年生部員1人に対し、足を蹴ったり肩を強くたたいたりするなど暴力行為があった。被害部員にけがはなかった。グラブを隠したり、暴言を浴びせたりすることもあった。
 被害部員の母親が今月上旬、同校に相談して判明。同校は県高野連に事実関係を報告し、暴力行為をした部員を謹慎処分とした。監督や上級生はいじめに気がつかなかったという。
 八戸西は八戸地区予選の1回戦を突破し、8日が代表決定戦だった。対戦相手の八戸東は不戦勝。秋山校長は同日記者会見し、「全校でいじめについて考えていきたい」と謝罪した。【神崎修一】

9月9日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする