道いじめ・不登校対策会議:関係者が意見交換 /北海道

道いじめ・不登校対策会議:関係者が意見交換 /北海道
毎日新聞 2012年9月29日(土)11時35分配信

 大津市や札幌市などで中高生の自殺が相次いでいることを受け、道いじめ・不登校対策会議が28日、札幌市内であり、道教委や道警、校長会やPTA団体の代表ら関係者約30人がいじめの未然防止や自殺対策について意見交換した。
 道教委の高橋教一教育長は「道内では昨年度に認知されたいじめ件数が3000件を超えている。また、8月に高校生、9月に中学生が自殺した」と、対策の重要性を指摘。道教委の担当者がこれまでの取り組みなどを紹介した。意見交換は非公開で行われ、道教委によると、「子供たちからの危険なシグナルを見つけづらい状況になっている」(小学校校長会)、「一人の教諭に任せず校内の態勢づくりや保護者と関係機関の連携強化が課題」(中学校校長会)などの意見が出されたという。【千々部一好】

9月29日朝刊

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