傷害：鳥取市内の中学で教師が生徒に重傷、市長に報告せず ／鳥取
毎日新聞 2012年10月12日(金)13時2分配信
鳥取市内の中学校でサッカー部顧問の男性教諭が７月の部活動中に男子生徒に重傷を負わせた問題で、竹内功市長は１１日、市教委が５日に発表した直前に事件の発生を知ったことを明らかにした。定例記者会見で記者の質問に対し答えたもので、「（庁内の）連絡や（一般への）公表の時期が遅かった」との認識を示した。
発生から３カ月近くたってから公表したことについて、市教委は「発表が遅かったのは事実。今後、同様の事案が発生した場合は速やかに公表する」と説明。庁内での連絡は、市教委が「教育委員会内で対応すべき事案」と判断し、竹内市長に報告を上げていなかったという。
竹内市長は「今後は、市全体として事実確認をした上で、公表すべきものは速やかに公表する」と話した。【田中将隆】
１０月１２日朝刊