境港の中3飛び降り:いじめ、県教委が県議に説明 15日に対応協議 /鳥取

境港の中3飛び降り:いじめ、県教委が県議に説明 15日に対応協議 /鳥取
毎日新聞 2012年10月13日(土)15時30分配信

 境港市立中学3年の男子生徒(15)がノートに自分が受けた嫌がらせを記述した直後に校舎の生徒用玄関のひさし(高さ約5メートル)から飛び降り重傷を負った問題で、県議の求めで県議会総務教育常任委員会が12日、開かれ、県教委が状況を説明した。県教委などはいじめが原因だと見ており、15日の臨時の教育委員会で具体的な今後の対応を協議することを明らかにした。
. この日は、概要の説明後、横浜純一教育長が「子供の悩みサポートチームの派遣が必要とあらば、こちらから働きかけてでも派遣する」と述べた。一方、同日の9月定例会で設置が決まったいじめの「第三者委員会」については、野川聡総務部長が「(今回の事案は)対象事案だと承知している。実際に適用するかどうかは、今後の調査の結果を見たい」とした。
 このほか、県議側からは「(教師に)危機意識が欠如し、マニュアル人間になってしまっているのではないか」「学年や学校単位でチームとして対応できるようにしてほしい」などの指摘や要望があった。【田中将隆】
10月13日朝刊

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