中学教諭 児童買春の疑い (富山)

中学教諭 児童買春の疑い
2014年1月12日 読売新聞

 富山中央署は11日、富山市八尾町福島、同市立八尾中数学科教諭寺尾真人容疑者(29)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕した。発表によると、寺尾容疑者は昨年8月26日、18歳未満であることを知りながら、県内在住の13歳未満の小学校の女子児童に現金3万円を払って富山市内のホテルでわいせつ行為をした疑い。

 寺尾容疑者は昨年8月、インターネットの出会い系サイトで児童と知り合い、「(児童から)中学1年生だと言われた」と話しているという。不登校となった女子児童について学校関係者から相談を受けた同署が児童から事情を聞いたところ、寺尾容疑者が浮上した。

 八尾中によると、寺尾容疑者は2011年4月に新規採用され、2年生のクラスを担任、ソフトテニスの経験を生かして男子テニス部の顧問を務め、熱心な指導で知られていた。事件以降も特に変わった様子はなく、今月10日まで通常通り勤務したという。

 同中の笹木秀隆校長は「教員としてあるまじき罪。被害者や生徒、保護者、地域の方に申し訳ない」と陳謝した。

 県教委教職員課は「詳細に事実確認を行って厳正に対処し、再発防止策を講じたい」としている。

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