「繰り返してほしくない」体罰の教諭を刑事告訴

「繰り返してほしくない」体罰の教諭を刑事告訴
2014年2月21日07時40分 読売新聞

 福岡県柳川市の杉森高体操部監督の30歳代の男性教諭が、部員の女子生徒3人に体罰を加えた問題で、3年生の元部員と母親が19日、教諭を傷害罪で福岡県警柳川署に刑事告訴したことを明らかにした。

 告訴状によると、教諭は2012年6月20日夜、同校体育館で当時2年生だった生徒が跳馬の練習で失敗したことに憤り、生徒の左右のほおを1発ずつ殴打。口内から出血する傷害を負わせた、としている。17日付で受理された。19日、柳川市内で代理人弁護士と記者会見した母親は「同じ過ちを繰り返してほしくない」と語った。後藤洋二校長は「説明と謝罪をしており、告訴には驚いている」と述べた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする