県警、いじめの実態把握へ 天童・中1死亡

県警、いじめの実態把握へ 天童・中1死亡
山形新聞 2014年3月3日(月)7時43分配信

 天童市の中学1年の女子生徒(12)が山形新幹線にはねられて死亡し、いじめを受けていたと記されたノートが見つかった問題で、県警は女子生徒が死亡した経緯や、いじめの実態などについて、事実関係を把握するため、同じ学校の生徒や教員らから、話を聴いていることが2日、関係者への取材で分かった。

 女子生徒は先月7日、天童市南小畑5丁目のJR奥羽本線の線路に飛び込み、山形新幹線にはねられて死亡した。自殺とみられ、自宅からはいじめを受けていたとの内容が記されたノートが見つかった。県警はこれまで、学校や市教育委員会から、生徒対象のアンケートなどに基づく情報の提供を受けていたが、事実関係を直接、把握する必要があると判断。校内で生徒らから女子生徒の友人関係などについて聴いている。

 市教委はいじめがあったかどうかを含め、実態解明のための第三者委員会を立ち上げる方針。委員の人選などが進められているが、遺族の同意が得られていないという。

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