福岡・校長覚せい剤事件 児童・保護者の間に衝撃広がる

福岡・校長覚せい剤事件 児童・保護者の間に衝撃広がる
フジテレビ系(FNN) 2014年5月13日(火)0時59分配信

小学校のトップでもある校長が、覚せい剤を所持していたとして逮捕されたことに、児童、そして保護者の間では衝撃が広がっている。
2014年3月、小学校の卒業式で、児童に笑顔で卒業証書を渡す校長先生。
生徒からの信頼も厚かったというこの校長に、信じられない一面があった。
5月9日、福岡・春日市立の大谷小学校で校長を務めていた松原郁弘容疑者(57)は、覚せい剤0.476グラムと注射器数本を持っていた疑いで逮捕された。
松原容疑者は「覚せい剤を持っていることに間違いありません。妻に申し訳ない」としている。
校長先生による覚せい剤所持。
教え子たちが受けたショックは大きい。
児童は「そういうことしない人と思っていたから、ニュースを見て、ちょっとびっくりした」と話した。
12日、小学校では緊急の全校集会が行われ、教頭が児童たちに謝罪し、事件の経緯を説明した。
教頭によると、松原容疑者は、全ての学年で音楽の特別授業に携わるなど、音楽指導に力を入れていたという。
松原容疑者は、校歌のアレンジも行っていた。
大谷小学校の教頭は「日ごろ、音楽を中心に一生懸命に指導していたり、学校経営も考えている。そういった姿が、印象、心に残っているばかりで、覚せい剤によるそんな姿というのは、正直よくわかりませんでした」と述べた。
また、松原容疑者は、自ら覚せい剤の危険性を児童に説いていたという。
児童は「僕たちに覚せい剤のことについて、教えたりしていたんですよ、『危ない』とか言って」と話した。
教師による不祥事は、全国で相次いでいる。

会社設立を計画していた別の夫婦が融資を受けられるよう、預金が0円の預金通帳に1,000万円あるように変造したという。
鷲野容疑者は「借金があり、お金がほしくてやった。これまでに10件くらいやった」と供述しており、通帳1通につき、1万円の報酬を受け取っていたという。

2013年の9月と10月の2回、18歳未満の少女の裸の画像を数十枚、第3者に提供したという。
岩渕容疑者は、26年目のベテラン教師で、保護者からの信頼も厚かったという。

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