覚醒剤逮捕の前校長懲戒免、作曲校歌も不使用に

覚醒剤逮捕の前校長懲戒免、作曲校歌も不使用に
読売新聞 2014年5月22日(木)21時40分配信

 福岡県春日市の市立大谷小前校長、松原郁弘容疑者(57)が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された事件を受け、県教委は22日、松原容疑者を懲戒免職処分にした。職員が接見して処分を伝えたところ、「不服はありません」と答えたという。

 市教委の山本直俊教育長は記者会見し、「重く受け止め、再発防止に全力を傾注する」と述べた。

 一方、松原容疑者が校歌を作曲した市内の小学校2校のうち1校は、「覚醒剤は駄目だと子どもたちに教える必要がある」として、曲の変更を決めた。この学校では入学式や卒業式で流してきた歌2曲も松原容疑者が作曲しているが、これらについては歌わないことにしたという。他の1校は既に変更を決めている。両校とも歌詞は変えない。

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