教え子強姦未遂、懲役5年 元日本記録保持者に甲府地裁
産経新聞 2014.5.27 17:38更新
昨年4月、高校の陸上部員で、教え子だった女子生徒に乱暴しようとしたとして、準強姦未遂などの罪に問われた陸上110メートル障害の元日本記録保持者でスポーツトレーナーの剱持英紀被告(53)に、甲府地裁は27日、懲役5年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
菱田泰信裁判長は判決理由で「指導者と教え子という立場を利用して悪質」と指摘。否認し続け被害者への謝罪もなく、反省しているか疑問と述べた。
判決によると、平成25年4月、甲府市のホテルや経営する整体院で女子生徒2人に、やせる効果があるエクササイズと偽って乱暴しようとした。
剱持被告は、昭和58年に陸上110メートル障害の日本記録を出しており、女子生徒の所属する陸上部のコーチだった。