速度違反で男性教諭が戒告
NHKニュース 2014年09月19日 22時04分
県内の特別支援学校に勤める男性教諭が、黒潮町の国道で制限速度を60キロ近く越える時速108キロで車を運転したとして警察に検挙されていたことがわかり、県教育委員会はこの男性教諭を19日付けで戒告の懲戒処分にしました。
戒告の懲戒処分を受けたのは、県内の特別支援学校に勤める30代の男性教諭です。
県教育委員会によりますと、この男性教諭はことし4月12日午後2時ごろ、黒潮町伊田の国道56号線で制限最高速度の時速50キロを60キロ近く上回る時速108キロで車を運転したとして、道路交通法違反の疑いでその場で警察に検挙されました。
また、その3日後にも自宅から学校に向かう途中でシートベルトを装着せずに車を運転したとして警察に摘発されたということです。
県教育委員会によりますと、県立学校の教職員は著しい速度違反など刑事罰を問われる交通法令違反をおかした場合、学校長に報告するよう通知されているということですが、この男性教諭は学校長に報告しておらず、外部からの通報によって発覚したということです。
県教育委員会は公務員としての信頼を失墜させる行為だとしてこの男性教諭を19日付けで戒告の懲戒処分にしました。
県教育委員会は「深くおわび申し上げる。教育に携わる1人1人が職責の重さを自覚し、県民の信頼回復に努めたい」とコメントしています。