目の不自由な児童に体罰 女性教諭を訓告処分

目の不自由な児童に体罰 女性教諭を訓告処分
神戸新聞NEXT 2014年10月18日 13時8分配信

 特別支援学級の目が不自由な女児に体罰をしたとして、兵庫県教育委員会が阪神間の市立小学校の50代女性教諭を訓告処分にしていたことが17日、県教委への取材で分かった。

 県教委によると、2014年3月、当時6年生だった女子児童が、教室で卒業文集に載せる寄せ書きの言葉が思いつかず黙ったままだったため、代筆する女性教諭がこめかみあたりを10回ほど小突いたという。

 女性教諭は特別支援学級の担当で、「認識が甘かった」と話しているという。

 一方、県教委は、今年1月、勤務先の県立高校を推薦入試で受験する中学生に面接や小論文の注意点などを助言したとして、40〜50代の男性教諭3人を訓告処分とした。

 県教委によると、3人は同じ学校の柔道部顧問で、入部を希望する受験生7人に助言していた。小論文の採点などに関わったが、不正はなかったという。

 教諭3人は過去にも同様の指導をしていたといい、県教委は「誤解を招きかねない」としている。(紺野大樹)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする