教諭3人がわいせつ行為、処分を公表せず 愛知県教委
朝日新聞デジタル 2014年11月27日 12時17分配信
愛知県内の公立校で女子生徒にわいせつな行為をしたとして、4月以降に男性教諭3人が懲戒免職処分になっていたことがわかった。県教育委員会は過去の懲戒免職処分の非公表に対する批判を受け、今年度から公表範囲を広げたが、今回は公表していなかった。
県教委によると、教諭3人はそれぞれの勤務校で別の生徒にわいせつな行為をした。一部報道を受け、27日に朝日新聞の取材に認めた。ただ、「保護者から一切公表してほしくないと要望があった」とし、学校が中学か高校かなど、これ以上の説明は避けた。
県教委による懲戒処分は4月以降10件になるが、今回の3件は公表していなかった。12年度までの5年間では78件のうち17件が非公表。非公表としたのはいずれもわいせつ事案で、保護者や被害者が公表を望まなかったためとしている。