<わいせつ行為>27歳臨時教諭を懲戒免職 群馬県教委

<わいせつ行為>27歳臨時教諭を懲戒免職 群馬県教委
毎日新聞 2016年2月12日 21時54分配信

 群馬県教委は12日、県立高校の男性臨時教諭(27)が女子生徒にわいせつな行為をしたとして懲戒免職にしたと発表した。群馬県内で女子生徒に対するわいせつ行為で懲戒免職となった教諭は今年度4人目(前年度1人)で、過去10年間で最多となった。

 県教委によると、男性臨時教諭は授業を担当していた女子生徒と2014年9月から交際し、自宅アパートで複数回、体を触るわいせつ行為をした。臨時教諭は独身で、互いに好意を持っていたという。

 今年1月中旬、女子生徒から話を聞いた友人が保護者に相談して発覚。男性教諭は「安易な考えと軽率な判断で大変な事態を招き、反省している」と話しているという。吉野勉教育長は「指導を徹底して倫理観と責任感を深く再認識させ、信頼回復に努める」とコメントした。

 わいせつ行為での公立学校教職員の処分は全国的に増加傾向にあり、13、14年度と2年連続で過去最高の205人だった。【尾崎修二】

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