教頭の指導力強化 不祥事防止へ研修会、福島県教委

教頭の指導力強化 不祥事防止へ研修会、福島県教委
福島民友新聞 2016/11/8(火) 10:49配信

 教員の不祥事が相次ぐ深刻な事態を受け、県教委は新たに県内全ての公立学校の教頭を対象にコンプライアンス(法令順守)をテーマにした研修会を今月中に開き、再発防止の徹底を図る。県教委が7日に県庁で開いた県立学校長会議で示した。これまで校長を対象にした研修会は実施してきたが、教頭対象は初めて。教員を指導・監督する立場の教頭の指導力を向上し、組織全体で不祥事防止に全力を挙げる。

 教員や県職員の相次ぐ不祥事を受け、県教委や県は8月に職員全員を対象に個別面談を実施したが、先月もなど、歯止めがかかっていない。このため県教委は不祥事が相次いだ2009(平成21)年以来7年ぶりに臨時の県立学校長会議を緊急招集した。

 県教委によると、コンプライアンスをテーマにした研修会はこれまで、主に校長が対象で、教頭対象の研修はなかった。研修会では専門家を講師に、服務倫理の順守、各学校での不祥事防止の態勢づくりなどを学ぶ。また受講した教頭は研修内容を在籍校の教職員に説明する。

 鈴木淳一教育長は同日の学校長会議で「県民の教育に寄せる信頼を裏切る結果となったことは、痛恨の極み。信頼を失ったらどうなるかという危機感を共有してほしい」と強く呼び掛けた。

 ◆県は管理職研修会

本年度の県職員と教員の逮捕は6人で、昨年度1年間の2人を既に上回り、県も「前例ない異常事態」と捉えている。県教委と同様に、県も25日に専門家を招いた管理職対象の研修会を開く予定で、研修内容を「議事録」にまとめて全職員が閲覧できるようにする。

なんせね、これやったばかりだというのに↓

すぐこれでしたから↓

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