(朝鮮日報日本語版) ろう学校性的暴行事件、被害者19人は保護収容先でも暴行被害

(朝鮮日報日本語版) ろう学校性的暴行事件、被害者19人は保護収容先でも暴行被害
朝鮮日報日本語版 2017/3/22(水) 9:10配信

 光州市のろう学校「仁和学校」で起きた性的暴行事件の被害者のうち、他の障害者施設に移った19人が再び暴行や虐待などの人権侵害を受けたとの調査結果がまとまった。

 光州市と障害者・人権団体「架橋幸福ビラ・シャットダウン対策委員会」によると、仁和学校事件の被害者30人のうち19人が2011年の臨時保護措置で同市北区の障害者生活施設に移った後にも法人代表らから暴行や虐待を受けていたことが判明した。

 光州市は昨年12月、被害者から人権侵害に関する陳情を受け、国家人権委員会、光州人権センター、障害者団体などと2カ月にわたる合同調査を行った。光州市は被害者から「法人代表が清掃などの不当労働を強要したり、カビが生えたパンを与えたりした」との証言を得たことを明らかにした。被害者らは12年から最近まで5年間、法人代表から常習的に虐待を受けたと主張しているという。

 光州市は今月8日、調査結果に基づき、法人代表を解任し、施設長を交代させることを決めた。24日には代表らの聴聞会を開く。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする