保育園補助金詐欺 元副園長の女に実刑判決 大阪地裁
朝日放送 2018/2/5(月) 19:25配信
市から補助金をだまし取ったなど、詐欺の罪に問われていた東大阪市の保育園の元副園長の女に、懲役3年6ヵ月の実刑判決です。
判決によりますと、無職の尾形久美子被告(59)は、副園長を務めていた東大阪市の「みるく保育園」で、当時、夫だった元園長の岡田忠彦被告(60)らと共謀。岡田被告の姉が勤務しているように装い、東大阪市から合わせて1600万円あまりの補助金をだまし取った他、保育士からも1100万円をだまし取りました。5日の判決で大阪地裁は、「受け取っていた金額は多く、責任は重い」などとして、懲役3年6ヵ月の実刑を言い渡しました。元園長の岡田忠彦被告にも懲役2年4ヵ月の実刑判決が言い渡されていて、すでに控訴しています。
——-
「みるく保育園」補助金詐欺 元副園長の女に実刑
MBSニュース 2018/2/5(月) 11:53配信
東大阪市にウソの申請をして保育園の補助金を騙し取った罪に問われていた元副園長の女に対し、大阪地裁は懲役3年6か月を言い渡しました。
判決によりますと、東大阪市の「みるく保育園」の元副園長・尾形久美子被告(59)は、既に実刑判決を受けている元園長・岡田忠彦被告(60)と共謀し、2011年から4年間、勤務実態がない人物について働いているとウソの申請をして、市から1600万円余りの補助金を騙し取ったほか、保育士に対して「園の存続のために金が必要」とウソを言い、1100万円を騙し取りました。
判決で大阪地裁は「被害金は共犯者らによって一部は弁償されたが、被告は一切弁償を行っていない」と述べ、尾形被告に対して懲役3年6か月を言い渡しました。