教諭に顔蹴られた男児、一時意識失う…書類送検

教諭に顔蹴られた男児、一時意識失う…書類送検
読売新聞 2018/2/14(水) 9:28配信

 北九州市若松区の市立小学校で1月、6年の男子児童の顔を蹴ってけがを負わせたとして、福岡県警若松署が男性教諭(20歳代)を傷害容疑で福岡地検小倉支部に書類送検したことが分かった。

 送検は9日付。

 捜査関係者によると、教諭は1月23日午前、保健室前の廊下で男児の顔を蹴り、鼻の下の骨を折るけがを負わせた疑い。男児は一時、意識を失って救急搬送された。保護者が翌24日、若松署に被害届を出していた。

 市教委によると、男児は2時間目の授業後に体調不良を訴え、保健室で検温したが熱はなかった。インフルエンザの流行などで保健室がいっぱいだったため、教諭は男児に教室へ戻るよう指示したが、従わなかったため腹を立てたという。教諭は自宅謹慎の後、今月から市教委の施設で体罰防止の研修を受けている。

——

“小6男子の顔面に蹴り” 男性教諭を書類送検 骨折した児童は登校せず 福岡県
TNCテレビ西日本 2018/2/13(火) 18:50配信

北九州市の小学校で、男性教諭が児童の顔面を蹴り鼻の下の骨を折るけがをさせた問題で、警察が男性教諭を書類送検したことがわかりました。

傷害の疑いで書類送検されたのは、北九州市若松区内の市立小学校に勤務する20代の男性教諭です。

市の教育委員会などによりますと、男性教諭は先月23日、「体調が悪い」と言って保健室で休んでいた6年生の男子児童を教室に連れ戻そうとした際、男子児童が従わなかったため、顔面を蹴りました。

男子児童は意識を失い、鼻の下の骨を折るけがをして入院しました。

すでに退院していますが、学校には登校していないということです。

男性教諭は「感情的になって蹴ってしまった」と行為を認め、現在、謹慎しています。

教育委員会は「捜査の動向を踏まえ厳正に対処する」としています。

——

顔蹴った教諭を書類送検 児童は骨折、傷害の疑い 福岡県警若松署
西日本新聞 2018/2/13(火) 18:02配信

 北九州市若松区の市立小学校で、6年男児の顔面を蹴って鼻の下の骨を折るけがを負わせたとして、福岡県警若松署が傷害の疑いで、20代の男性教諭を福岡地検小倉支部に書類送検していたことが分かった。書類送検は9日付。

 捜査関係者によると、教諭は1月23日、保健室にいた男児に教室に戻るよう促したが、従わなかったことに腹を立てて顔を蹴り、けがを負わせた疑いが持たれている。男児は一時意識を失い救急搬送され入院。教諭は蹴ったことを認めているという。

 同市教育委員会や小学校によると、教諭は2時間目終了後の休み時間に、体調不良を訴え保健室で検温していた男児を確認。男児に熱はなく当時、保健室で休んでいる他の児童がいたため、教諭が「3時間目が始まったので教室に戻るように」と促したが拒まれたという。学校の聞き取りに教諭は「スイッチが入ってしまった。大変申し訳ない」と釈明したという。

 教諭は当時、男児とは別のクラスの担任で現在、謹慎中。

=2018/02/13付 西日本新聞夕刊=

——

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする