県教委 “髪切り指導”で教員19人処分/富山 チューリップテレビ 2018/3/28(水) 20:03配信 県内の高校でまかり通っていた生徒の髪の毛を切るといった問題行為をめぐって、県教育委員会は28日付けで実際に生徒の髪を切った4つの高校の教員19人を懲戒処分にはあたらない『書面訓告』としました。 県教委によりますと、校則違反を理由に教員が生徒の髪の毛をはさみで切るといった問題行為は2015年以降、富山工業、水橋、富山北部、上市の4校で行われていました。 この問題を受けて県教委は、実際に生徒の髪の毛を切った各高校の教員あわせて19人を28日付けで『書面訓告』としました。 『書面訓告』は地方公務員法で定められた懲戒処分にあたらない軽度な処分です。 県教委は香川県での同じような問題行為に対する処分を参考に処分内容を決定したということです。 「同じような事案で口頭注意という例がありました」「当方では組織的、継続的に行われていたのでひとつあげて書面訓告にしたという判断です」(県教委・廣島伸一教職員課長) また、県教委は、このほかに、窃盗の疑いで書類送検され、去年12月に不起訴となった富山工業高校の男性教諭を28日付けで懲戒免職にするなど、4人の教員を懲戒処分にしました。
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