園児に暴行傷害の元教諭に懲役2年求刑 神戸地検

園児に暴行傷害の元教諭に懲役2年求刑 神戸地検
神戸新聞NEXT 2018/4/23(月) 21:44配信

 兵庫県尼崎市の認定こども園「めぐみ幼稚園」の園児3人に対する暴行と傷害の罪に問われた元教諭の女(41)=神戸市兵庫区=の公判が23日、神戸地裁(川上宏裁判官)であり、検察側は「非常に悪質」として懲役2年を求刑した。判決は5月25日に言い渡される。

 検察側は「(職場での)不満やストレスを解消するため、一方的かつ執拗に相当な強さの暴力を加えており悪質」と指摘。「(暴力を受けた)子どもと母はカウンセリングを受けているが、元の生活に戻るには道半ば」とする被害園児の両親の陳述書も読み上げた。

 一方、弁護側は、女が「深く反省し、懲戒解雇されている」などとして寛大な判決を求めた。同被告は「私がしたことは許されないこと。3人のお子さんに申し訳ない気持ちでいっぱい。一生心に留めて生活したい」と謝罪した。

 起訴状によると、昨年11〜12月、当時2歳の男児を突き飛ばすなどして負傷させ、ほかの園児2人にも暴行を加えたとされる。

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