折立中自殺問題 いじめ・体罰を「認定」した答申まとまる〈仙台〉

折立中自殺問題 いじめ・体罰を「認定」した答申まとまる〈仙台〉
仙台放送 2019/7/17(水) 12:16配信

仙台市青葉区の折立中学校の男子生徒が自殺した問題で、仙台市教育委員会の第三者委員会は、16日、いじめと体罰を認定した答申をまとめました。

仙台市いじめ問題専門委員会 川端壮康 部会長
「答申の最後の詰めを行い、最終的に遺族に見せるところまで、まとめることができた」

この問題は、折立中学校の男子生徒がおととし、教師からの体罰といじめを訴え、自殺したものです。
仙台市教育委員会の第三者委員会は、16日夜、非公開で行った会合の中で、市教委が把握していたいじめと疑われる事案9件のうち8件と、教師から受けた体罰2件を認定する答申をまとめました。
一方で、自殺との因果関係など具体的な内容については、教育長への答申後に公表するとしています。

仙台市いじめ問題専門委員会 川端壮康 部会長
「我々が知り得る限りの資料を手に入れた上で、自分たちにできる限りの分析をした」

第三者委員会は遺族と面会し調査結果を説明した上で、教育長へ答申することにしています。

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