中学教師の強制わいせつ事件、「言葉かけを」懲戒免職受け緊急校長会

中学教師の強制わいせつ事件、「言葉かけを」懲戒免職受け緊急校長会
京都新聞 2019/10/13(日) 15:27配信

 強制わいせつの疑いで逮捕、起訴された京都府福知山市立南陵中教諭(30)を府教育委員会が懲戒免職処分にしたことを受け、福知山市教育委員会は11日、市立の幼稚園長や小、中学校長を集めた緊急会議を同市内で開いた。市教委の端野学教育長は「危機管理は危機意識がないとありえない」と述べ、教職員らへの定期的な研修が必要との認識を示した。

 福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやまで開かれた会議には小、中学校長ら29人が出席した。端野教育長は「築き上げてきた教育への信頼も不祥事によって一瞬で崩壊する。しっかり肝に銘じてほしい」と強調。教職員の行動や日頃の教育活動について、気になることがあれば言葉をかけるよう求めた。また、子どもたちや保護者、地域に丁寧に説明するよう要望した。会議終了後、ある中学校長は「自分の学校のこととしてとらえ、しっかり教職員に伝えたい」と話した。

 京都府福知山市の公立中学校に勤務する教諭の男が路上で女子高校生の胸を触ったとして逮捕されました。
 強制わいせつの疑いで逮捕されたのは福知山市立南陵中学校の教諭・工藤直幸容疑者(30)です。
 警察によりますと工藤容疑者は今年6月、京都府綾部市の路上で自転車に乗っていた女子高校生(16)を呼び止め、正面から右手で女子高校生の左胸を触った疑いがもたれています。
 その後女子高校生が警察に被害届を出し、警察が捜査したところ防犯カメラの映像などから工藤容疑者が浮上したということです。工藤容疑者が勤務する中学校によると、勤務態度などに問題はなかったということです。
 警察の調べに対し、工藤容疑者は「全く身に覚えがない」と否認しています。

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