全柔連が指導者2人を永久追放 未成年教え子へのわいせつ行為で
デイリースポーツ 2020/2/12(水) 19:54配信
全日本柔道連盟(全柔連)は12日、都内で臨時理事会を開き、男性指導者が未成年の教え子にわいせつ行為を働く事案が2件あったとして、それぞれの加害者を「除名」とする処分を決めた。全柔連によればいずれも加害者側は事実を認めており、そのうち1件は刑事事件として公判中だという。
全柔連の懲罰規定の中で「除名」は最も重い処分となる。2013年には、や、関係者にわいせつ行為を行った元理事の福田二朗氏が、当時の規定で最も重い会員登録永久停止処分を受けており、それ以来となる事実上の永久追放となった。
ただ、全柔連は、被害者の特定につながる恐れがあるとして、当事者の氏名や地域など詳細は公表しない。中里専務理事は「被害者の人権が第一なので」と説明した。