女性教諭「長女を介護」と休暇取得…病状改善後に語学留学させる
読売新聞オンライン 2020/7(日) 9:57配信
大阪府教育庁は5日、介護休暇を不正取得したなどとして、府立支援学校の女性教諭(46)を停職6か月の懲戒処分にした。
発表では、教諭は病気の長女を自宅で介護するため、昨年10月から今年3月にかけて介護休暇を申請した。長女はその後、病状が改善し、教諭は昨年11月下旬には長女の語学留学の手続きを取っていた。長女が年末に出国した後も学校に報告せず、休暇の取得を続けていた。1月19日に同僚が教諭に連絡を取ったのを機に、不正が発覚した。
同庁は、教諭が不正に取得した介護休暇のうち、年次有給休暇を除く19日間を欠勤と認定。教諭は介護休業手当金など計約34万円も不正に受給した。