飲酒運転や事故報告怠る…長崎県で教職員の懲戒処分相次ぐ
KTNテレビ長崎 2020/6/15(月) 17:53配信
長崎県内で教職員の懲戒処分が相次ぎました。
長崎県教育委員会は、長崎市の小学校教諭を減給処分、五島市教育委員会は小学校の特別教育支援員を免職処分としたと発表しました。
減給の懲戒処分を受けたのは、長崎市内の小学校に勤務する35歳の男性教諭です。
男性教諭は去年10月、自家用車で通勤中、道路に飛び出した当時小学1年の男子児童に衝突し、全治1週間のケガをさせました。
その後、車を降り、男子児童のケガの状況を確認したものの、病院へ連れて行かず、警察への事故報告も怠りました。
長崎県教委は、教職員としての自覚に著しく欠け、教育に対する信用を著しく失墜させるものなどとして、男性教諭を15日付けで減給1カ月の懲戒処分としました。
男性教諭は、今年3月、道路交通法違反で罰金33万円の略式命令を受けています。
また五島市教委は、6月2日に酒気帯び運転の現行犯で逮捕された五島市内の小学校の特別教育支援員の女(43)を15日付けで懲戒免職処分としました。