「自分で頬をたたけ」強豪・松山聖陵高野球部で監督が不適切指導 以前も…【愛媛】

「自分で頬をたたけ」強豪・松山聖陵高野球部で監督が不適切指導 以前も…【愛媛】
テレビ愛媛 2020/9/17(木) 12:11配信

甲子園に3度出場した愛媛の強豪・松山聖陵高校の野球部で先月、監督が選手に対して「自分の頬をたたけ」などと指示する不適切な指導をしていたことが17日までに分かりました。

不適切な指導をしていたのは、松山聖陵高校野球部の30代の男性監督です。

高校によりますとこの監督は先月、新チームになってからの練習中、部員4人に怠慢なプレーが見られたとして、「自分の頬を叩け」「壁に頭をぶつけろ」などと指示、不適切な指導をしたということです。

部員にけがはなく、現在も練習に参加しています。この不適切指導は、外部から情報提供を受けた県高野連からの要請で、学校が先月下旬に調査し分かりました。

監督は就任後、この高校を春夏あわせて3度甲子園に導いていますが、にもなどを理由に、日本学生野球協会から2ヵ月の謹慎処分を受けています。

渡部正治校長は「冷静に慎重に指導してほしかった」としています。

監督は現在、グラウンドで指導しておらず、今月26日に開幕する秋の県大会はコーチが指揮を執るということです。

今回の不適切指導を学校は県高野連に報告。上部団体の判断をふまえて今後の対応を検討するとしています。

 春のセンバツに出場する松山聖陵(愛媛)は28日、野球部の男性監督(37)が部員の頭を小突く映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されていると明らかにした。監督は同校の調査に「厳しい指導を反省する。今後は説諭する指導をしたい」と話したという。同校によると、動画は昨年9月ごろ、松山市内の野球部宿舎で撮影されたとみられ、監督が1年生部員の顔をつかみ、頭を壁にぶつける様子が写っている。センバツ出場決定の25日夜、ツイッターに投稿された。
 同校は26日午前に動画を確認し監督に聞き取り調査。県高野連に28日に報告した。渡部正治校長は「暴力ではなく指導の一環」とし「処分は高野連の判断に委ねる」と話した。
 日本高野連は県高野連から報告書の到着が間に合えば、30日の審議小委員会で処分内容を諮る方針。処分対象は男性監督のみで、チームの大会出場に影響しないとしている。

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