同僚女性に対し中傷ビラ、女子生徒にセクハラ…中高の2教諭に懲戒処分 滋賀県教委
京都新聞 2020/12/24(木) 19:42配信
滋賀県教育委員会は24日、元同僚の女性教諭を誹謗(ひぼう)中傷するビラを掲示するなどした公立中の男性教諭(42)と、勤務校の女子生徒にセクハラをした県立高の男性教諭(37)をそれぞれ停職3カ月と停職1カ月の懲戒処分にした。
公立中の教諭は1月下旬から女性教諭宅付近などをうろつき、3月20日に女性の勤務先近くの自治会掲示板4カ所に事実と異なる内容を含むビラを掲示した。うろついた行為に対し、滋賀県警は7月にストーカー規制法に基づく警告を出した。
県立高の教諭は10月23日、校内で女子生徒の右ひじ付近をつかんだり、肩を組んで揺さぶったりした。生徒が保護者に相談して明らかになった。
県教委によると、公立中の教諭は「好意が怒りに変わり、おとしめるような行動に走ってしまった」、県立高の教諭は「生徒を励まそうとしていた。結果として精神的苦痛を与え、深くおわびする」と話しているという。2人とも休職している。